令和7年度第2回岩野田健康ウォーキング(立専寺)
令和7年9月20日(土)岩野田健康ウォーキング(主催:岩野田まちづくり協議会)が開催されました。天候が心配される中、朝早くから小学生を含む26名が岩野田公民館前にお集まりになり、今年2回目の健康ウォーキングを楽しみました。
今回は、岩野田小学校と岩野田中学校の歴史に思いを馳せ、教育に対する岩野田地域の皆さんの思いを振り返り、濃尾地震の時に小学校仮校舎として授業が続けられたと伝えられる立専寺を訪ねました。
また、今回の健康ウォーキングで岩野田中学校の「時を知らせる鐘」を地域の皆さんに是非見ていただきたいと、わざわざ岩野田公民館まで鐘を持ってきていただいた岩野田中学校の堀校長先生に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

岩野田中学校の堀校長先生が岩野田公民館まで持ってきてくださった「時を知らせる鐘」です。

岩野田中学校の鐘
「昭和二十六年十二月二十日」
その当時、岩野田地区の住民の皆さんが、中学校の生徒たちが困らないように、始業や、授業の始まり、終わりを知らせる鐘を作ってあげたいと考えたそうです。
そして、みんなで少しずつお金を出し合い、この鐘ができたということです。
今では、放送でベルが鳴り、その役目を終えましたが、中学生が、岩野田地区の皆さんにとって、大切な存在であることを伝えて続けてくれる鐘です。
令和元年 校長


屈蠖(くつわく)とは、古代中国の書物「易経(えききょう)」に出てくることば、
尺蠖之屈 以求信也
尺蠖(セキカク)の屈するは、もって信(の)びんことを求むるなり。(尺取虫が屈するのは、やがて身を伸ばさんがためである)から名づけられたと考えられています。

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今から134年前の濃尾地震で小学校校舎が倒壊した時、仮校舎としてお世話になったお寺に、今回私たちが伺ってご住職のお話を聞くご縁に恵まれました。お忙しいところ貴重な時間を割いて楽しいお話をしていただきました。ありがとうございました。